こんにちは、AIです。
みなさん、ナットレイしてますか?
僕は、してました。
ポケモン対戦をする人、特にシングル勢はご存じだとは思いますが、ナットレイは対戦環境で非常に強力なポケモンですよね。
高い耐久力と、宿り木の種&食べ残しの†COMBO†で粘り強く耐え続け、宿り木の種や毒々のスリップダメージでじわじわ相手のHPを削ります。その戦法のいやらしさからナットレイを忌み嫌う人も少なくありません。
ちなみに僕が一番好きなポケモンはナットレイです。守るに合わせて交換してくる相手に宿り木を当てる瞬間は気持ちよすぎて目の前が真っ白になりそ…(
おっと失礼。そんなナットレイですが、こんな噂を聞いたことはないでしょうか?
「剣盾で唯一、ナットレイは使用率30位以内に居続けた」
上位禁止ルールや禁伝幻無制限ルールなどころころルールが変わった剣盾なんだからそんなわけないだろうと思いましたか?
思い返してください。あなたのそばには、対戦相手のそばには、いつもナットレイがいませんでしたか?
↑そばにナットレイがいる図
つまりこれが事実であれば、ナットレイは剣盾の3年という長い歴史の中で、常に環境の最前線で戦い続けたという名誉なことになるわけです。
この話を先輩であるが〇だーさんにしたところ、
「なんならナットレイって登場してからずっと対戦環境にいないか?」
早速、調べてみることにしましょう。
本編
まず、最近のことに関しては、ポケモンバトルデータベース、バトルスポット使用率を利用することにしました。
Battle Spot Usage Stats - Pokemon Ultra Sun and Moon
これらからわかる範囲で、ナットレイの順位をまとめてみました。
それがこちら。
長すぎて画像3枚に分けました。見にくかったらすみません。
そして、グラフにしてみたのがこちら。
サンムーンのシーズン2からずっと使用率30位以内をキープし続けていることがわかりますね。
ここで、表のサンムーンのシーズン1だけ順位が抜けていることが気になった方もいるかもしれませんね。
なんと、サンムーンのシーズン1はポケモンバンクが未解禁で、ナットレイがいなかったのです。
ポケモンバンクが2017/1/25に解禁されたようなので、ちょうどシーズン1だけナットレイがいなかったようです。。。
つまり、サンムーンのシーズン2の途中でポケモンバンクが解禁された2017/1/25から、ソードシールドシーズン35が終了した2022/10/31まで、5年と280日、日に直すと2106日間、ナットレイは対戦環境に居続けたわけですね。すげえ…。
おまけ
ポケモンバンクで未解禁のシーズンのせいで記録が終わってしまっているのはなんだか残念ですよね。せっかくなので、もうちょっと振り返ってみることにしましょう。
ポケモンwikiのナットレイ/対戦のページ(ナットレイ/対戦 - ポケモンWiki)で興味深い文章を見つけました。
XYリーグシングルバトルではシーズン2を除いていずれのシーズンも使用率ベスト30入り。最高位はシーズン9の11位。ORASリーグではゲッコウガ、ギャラドス、マリルリ、スイクンなどが数を伸ばすみずの導入化が進んだ環境の中、それらの解答として活躍。同リーグではどのシーズンも使用率ベスト30に入った。
ふむ。
6世代では、XYリーグのシーズン3からずっと使用率ベスト30に入り続けたということですね。
XYリーグのシーズン3がいつから始まったのかわかるのがこれしかなかったので、一旦これを信じると、シーズン3は2014/2/26から始まったと言えます。
ORASの最終シーズンであるシーズン17が終わった次の日である2016/9/14からサンムーンでポケモンバンクが解禁される前日である2017/1/24までの133日間を除き、2014/2/26~2022/10/31の8年と248日(8年と115日)、3170日(3037日)、対戦環境で活躍していたんですね。
おわりに
さて、僕がしっかりポケモン対戦を始めたXYから約8年間、鉢巻ヤットレイとして、HBゴツメとして、残飯として、一緒に戦ってきてくれたナットレイ。
果たしてSVには登場できるのでしょうか。
ナットレイというポケモン、お世辞にも人気とは言えないし、なんなら嫌われてます。
BWリメイクに備えてか、BWは内定ポケモンが極端に少ないです。
正直ナットレイが内定できるとは思っていません。
だからこそ、ナットレイにきちんと感謝を伝えたい。
ありがとう、ナットレイ。
宿り木外しすぎだわ、命中100になって帰ってこいバーカ。